今年もよろしくお願い致します🎍 ~長崎での年越し~軍艦島編

年が明けてから、既に3週間経過・・・遅くなりましたが、本年もよろしくお願い致します。

今年は災害・事故などで大変な幕開けとなりました。
2024年は干支でいう「甲辰(きのえ・たつ)」。
本来は大変縁起の良い年だと言われているそう。全ての方に平穏な日常が戻る事をお祈り致します。

 さて、恒例化している年末家族旅行ですが、今年は長崎に行って来ました。
フライトの関係で帰りは元旦となり、期せずして、ハウステンボスカウントダウンイベントにも参加する事に。。。

 まずは、非常に楽しみにしていた 軍艦島ツアー について書いてみます。以前、ブラタモリ?で見てから、いつか行ってみたいと思っていた軍艦島(正式名称は端島「はしま」)。

この島で江戸時代に石炭が発見され、明治時代から本格的に石炭の発掘が開始されたそうです。

繁栄を極めた軍艦島でしたが、安全に採炭し得る石炭が枯渇し、採炭可能な石炭は全て取り尽くし1974年、閉山 となったそうです。

 閉山から50年、人が住み続けたアパート群は一部を除いてはすべてが当時のままにタイムカプセルになっています、、 廃墟の島 ” が現在でも人々の好奇心を掻き立てるのは、「島全体が繁栄当時のまま残っている」ことですね。。。とても興味深いツアーでした。

軍艦島には個人ではいけないので、何らかのツアーに参加する事になります。我々はこちらのツアー会社へ。↓↓

船が出航されるか、出航されても、島に上陸できるかどうかは、天候と当日の波の高さ・風速次第!!!我々が参加した日はラッキーにも上陸できました!

約40分の船旅です。軍艦島 この姿が見えた時は感動しました

日本最古の鉄筋アパートが見える。。台風に何度見舞われた事か。。

小さな島で5000人以上がひしめきあって生活。命がけの仕事とそれを支える家族。。
島全体が家族の様だったらしい。

かつては人口密度世界一の島で活気があふれていたそう

日本最古の鉄筋アパート。無論エレベーターは無い。
建物は段々と崩れてきているようで、あと何年この姿を見る事ができるのか。

ガイドさんがわかりやすく説明してくれる

50分間くらいの上陸の後、、帰途につきます。
なんとなく 閉山となって島を去る当時の人々の気持ちになってしまう。。。

軍艦島デジタルミュージアムにて
ここは最新デジタルを使い当時の活気あふれる島や人々の様子が生き生きと再現されていました。

360度VRを体験!ドローン映像で、立ち入り禁止区域の細かい様子や そのまま残っている生活の様子などを見る事が出来て、とても面白かった!

映画(進撃の巨人、007等)、B’zのMV等々に使われているそう。こんな本物の廃墟感、他に無いですよね

160m×500mの小さなこの島。

この島で石炭を掘り、しかも地下1000mの海底で命がけで石炭の採掘にのぞんだ方々の、苦悩の日々がしのばれました。仕事が終わった後の真っ黒くなった男達の写真が非常に印象に残りました。
またガイドさんの丁寧な説明に、深く深く歴史の重みを感ずるとともに、今こうして生活ができるありがたみも感じました。

行こうかどうか迷っている方がいたら、絶対行って肉眼で見る事をおすすめいたします。あと何年現在の姿を見れるかわかりませんので。。

軍艦島ゆるキャラ ガンショーくん
軍艦島ゆるキャラは似合わないと思うのは私だけ?!)