最近良く聞くようになった、「イマーシブシアター」。
観客が演劇の中に入り込む、、日本でも増え始めた「没入型演劇=イマーシブシアター」は、興味はあれど、行った事はありませんでした。
そんな時、(惰性で購読している)「読売中高生新聞」で 本物の高校の校舎を使って行われる4日間限定のイマーシブ演劇があると知って、同じく演劇好きの娘を誘って行ってみました。(3月末の話なので、ちょっと古い情報で申し訳ありません)
観客はオープンアフタースクールの参加者として校舎の中を自ら歩いて移動します。その中で登場人物とかかわることで物語が進んでいきます。
申し込む時に、参加する部活動を選択しておくのが、今回の演目の特徴。私は「美術部」、娘は「ロック部」として参加する事にしました。
特筆すべきは“物語がさまざまな場所で同時に動き続けている”こと。
最後は体育館に集合して、同じバスケの試合を見る という設定だったのですが、そこまでに至るストーリーがそれぞれの場(今回は部活)で 異なっているのが、面白い、そして良く出来ている、、と思いました。
最後はちょっと感動したりして。。青春っていいですね。。
もしかしたら、参加する場によって当たりはずれもあるかもしれませんが、次回は違う場に行ってみたい!となるのでしょうね。。。
終了後に、違う場で参加した人と、それぞれのストーリーを語るのも盛り上がりそうです。娘もロック部でとても楽しく満足した模様。イマーシブ演劇、これからはもっともっと主流となる予感です。
P.S. 会場近くで観劇の前にちょっと立ち寄ったレストランが思いの外美味しかった!非常に短時間の滞在になってしまったのが本当に残念でした。またゆっくり行きます!
「ちいさなしょくどう cicchetti」