ミュージカル三昧のロンドンの夏。

単独ロンドンに滞在していた私は、毎晩、ミュージカルに出掛けました。
圧倒的に選択肢が多く、好きなものを時間気にせず見れるなんて、、嬉し過ぎます。。

今回、私が鑑賞したものを記載します。
尚、チケットの取得時、席からの眺めの写真や口コミを集めているこのサイトが非常に参考になりました。私は多少高くても何度もない機会なら、良い席で見たい派です。
The Phantom Of The Opera photos (aviewfrommyseat.co.uk)

オペラ座の怪人The Phantom of the OPERA)

いわずと知れた名作&ロングラン。
30年前に(!)ロンドンで見ているし、劇団四季のも見ているけど、やはりこれははずせません!!

あの冒頭の音楽でテンションはMAXになります。観たあと数日間はこの音楽を聴きまくり余韻に浸っておりました。いつ観てもおすすめのミュージカル。

やはり生オーケストラは良い!LONDONはほとんどが生オケでした。

落ちたシャンデリアが幕間に元に戻ります。
アンティーク調の重厚感あふれるシャンデリアが動いていく様はずっと見ていられます。。

千と千尋の神隠し(Spirited Away )

日本語での上演。(期間限定)

欧米人の反応を生で感じたくて観てみました。観客も8割以上が欧米人。満員!
そしてうける場面でとてもうけている! 外国人もこの世界観を理解できるんだ、、、宮崎駿ってすごい、、と再認識しました。
内容は原作通りでほとんど省略なかったです。アニメならではの場面の切り替えの早さや大きさを表現するのに、舞台でも違和感なく、わかりやすく表現されていて、本当に感心しました。

ロンドンの歴史ある劇場。豪華な内装です。
ステージの上と左右の3か所に英語の字幕が表示されていました。劇場内も提灯があったり、桜があったりと日本の風情が漂ってます。

上白石萌音さんの千尋を見たかったけど、この日の千尋川栄李奈さん。ちっちゃくて、かわいらしかった!湯婆婆は夏木マリさんで嬉しい!

 

尚、チケット代が1枚45,000円もするのに(割と良い席だったので)、始めはちょっと躊躇しました。しかし、それ以上に舞台の再現度や完成度に対して満足感がとても高く、チケット代の事は頭から吹っ飛びました。

 

■Back To the Future the Musical

これは終始文句なしに楽しかった!!本当にタイムスリップしている!デロリアンが飛んでいる!最新仕掛けも満載です。映画に忠実なストーリーかつ、なんといっても登場人物全員が映画のイメージそのまんまなのに驚きました。

来年、日本で劇団四季によって上演されるそうですが、最後の場面の再現そして、あの映画のイメージの登場人物に成り切れるのだろうか。。。
ロンドンでもう1回、いや、何回でも見たいミュージカル。(実際100回以上見ている人もいるらしい。。)

1985年、リアルにこの映画を映画館に見に行った私はその時の記憶もよみがえる・・

マーティが現世で受け取った時計台存続運動のちらしをデザインしたトートバックは無視できず、お買い上げ!!(パンフレットは毎回必ず購入しています)


天使にラブソングを(sister Act)

シンプルに楽しい喜劇ミュージカル。最新の仕掛けなどは無いですが、HAPPYな気分になれます。ただ、皆さんセリフに対して何度もゲラゲラ笑っていたけど、私は一つもわからず、、、涙 なんとも悔しい思いをしました。

映画で使われていた曲は、ミュージカルでは使われておらず知っている曲がなかったのは少し残念。

しかし、他のミュージカルと比べて、年齢層高め、そして、ふくよかな婦人が明らかに多いと思ったのは 私の偏見なのだろうか。。。(やはりこういったゴスペル?に共感を覚える人が多いのか?!隣の家族はずっと何かポリポリ食べていました 笑)

一旦今年の8/31までの上演らしいです。

見習いシスターの子、映画の中では細い女の子だったけど、ここではぽっちゃり女の子。
豚のスリッパはいて可愛かった♡

 

という訳で私は思いきり満喫しました。

今回ロンドンのサマースクールで演劇を学んだ娘は、上記のミュージカルはもちろん、この他に 「FROZEN(アナと雪の女王)の舞台裏ツアー」、「Wicked」「STRENGER THINGS」なども学校で連れていってくれたそう。

親子ともども演劇・ミュージカル三昧の夏になりました。