唐突ですが、ワーキングマザーの夫です。
今日は妻の代わりに、ちょっと個性的なお店をご紹介したいと思います。
渋谷区神南の「Milok(ミロック)」↓
基本的にはビンテージ好きの30代のデザイナーがアパレル業界の先輩と二人でやっている男性向けのカジュアルウェアのお店ですが、欧州や北アフリカのビンテージアクセサリーや靴職人手嶋 慎氏がひとりで作成している靴も紹介しています。
こちらは肉厚ウールニットのマントとモッズコートを掛け合わせたようなコート。
この生地は生地屋さんが自分達が作りたいものを気合いを入れて作ったものの、凝りすぎて単価が高くなり過ぎて売れず、ここのデザイナーが試作品を原価で引き取って作成したもの。
こちらは生地違い。
写真では分かりにくいですが、ダークグリーンの起毛の生地。Sサイズは欧州からのお客様を含めてほとんど女性が購入され、これが最後の1着。
生地、デザイン、着心地、かなりのレベルだと思います。こちらのブランド、他のブランドでは使わない非常に珍しい凝った生地を用いて、シンプルながらちょっと捻りのあるデザインが特徴。藤木直人さんや大泉洋さんもお気に入りで着ているようです。
こちらの靴はイタリアのベビーカーフで作成したプレーントウ。革厚が薄く、肌理が細かく、今時こんな繊細な革を使った靴は量産品ではありません。このレベルの革は通常、15万円以上の注文靴に使われるものだと思います。
グッドイヤー製法ですが、足馴染みが良く、足が痛くなることはまずないと思います。男女同じデザインですが、23センチ相当から作成しており、立ち仕事の女性の愛用者が多いそうです。
アクセサリーは人それぞれ好みがあるので、ご興味のある方は是非、現物を見てください。19世紀のアンティークも充実しています。
渋谷のファイヤー通りから1本路地を入った閑静な場所。家族で休日に散策するにも良い場所です。